フォードグループで、F1エンジンの開発・製造を担当していたコスワース部門の売却先が決定した。
買収したのはチャンプカー・ワールドシリーズの共同オーナーであり、PKVとフォーサイス・チャンピオンシップ・レーシングのチームオーナーを務めるケビン・カルコーベン氏とジェラルド・フォーサイス氏。
フォード・モーター・カンパニーのリチャード・パリー-ジョーンズは次のように語った。「ケビン・カルコーベンとジェラルド・フォーサイスがコスワースを買収してくれたことを嬉しく思う。F1事業売却を9月に発表して以来、コスワースのマネージメント及び従業員から多大なるサポートを受けた。然るべきバイヤーの手に渡るよう、最新の注意を払った」
「ケビンとジェリーはビジネスマンとして多大なる成功を収める一方、モータースポーツでも長い歴史を持つ。コスワースをどう前進させるかについてもはっきりしたビジョンを持っている。この喜ばしい結果を発表できたことを喜ばしく思う」
新しいオーナーの下に誕生した新生コスワースは2005年レッドブル・レーシング(元ジャガーレーシング)とミナルディというF1の2チームにエンジンを供給する。