日産ディーゼル工業は、2005年3月期連結決算見通しの上方修正を発表した。連結決算を発表してから過去最高益となったほか、連結欠損金も初めて解消した。
売上高は2250億円となる見通しで、当初予想よりも260億円増収となる見込みで、前年同期比でもほぼ横ばいの見通し。経常利益は182億円で、当初予想よりも102億円増と、ほぼ2倍以上にふくらむ見通し。当期純利益も161億円で、当初予想75億円よりも86億円増となる見通し。
決算見通しを上方修正したのは国内のトラック需要が当初予想よりも上回っているのに加えて、輸出と日産自動車向けの売上げが好調なため。