イギリスで、自動車用のキャンプ場19カ所を運営する会社GBホリデイ・パーク(GB Holiday Park Ltd)社を巡り、熱い買収合戦が繰り広げられている。
名乗りをあげているのは、日本の野村証券と、オランダのABNアムロ銀行の2社。買収金額として2億4500万円(490億円)を提示している野村が、一歩リードしている模様。
イギリスでは、バンを改造して住めるようにしたモーターホームや、キャンピング・カーによるキャンプがさかんになっている。キャンプ場運営などの関連事業も成長しており、イギリス国内では、市場規模が30億ポンド(6000億円)にまで成長していることが、今回の買収合戦の背景にある。