無灯火走行の軽トラック、歩行者をはねる

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5日夜、岐阜県関市内の国道418号線で、横断中の歩行者が無灯火状態のまま進行してきた軽トラックにはねられる事故が起きた。

この事故で5歳の男児が足の骨を折る重傷を負い、一緒にいた55歳の女性が軽傷を負っている。警察では軽トラックを運転していた20歳の男を業務上過失傷害の現行犯で逮捕している。

岐阜県警・関署によると、事故が起きたのは5日の午後8時40分ごろ。関市西仙房付近の国道418号線で道路を歩いて横断しようとしていた55歳の女性と5歳の男児が、無灯火のまま国道を進行してきた軽トラックに相次いではねられた。

この事故で2人とも数メートル跳ね飛ばされ、女性が頭などに全治2週間あまりの軽傷を。男児が左足の大たい骨を折る全治2カ月程度の重傷を負った。女性は「クルマの接近にはまったく気がつかなかった」と証言しているようだ。

警察では軽トラックを運転していた20歳の男を業務上過失傷害で現行犯逮捕し、事故に至る詳しい経緯を調べている。

取り調べに対して、この男は「ライトが点灯していないことには気がつかなかった」と話しているという。

今後は道路交通法違反(無灯火運転)についても調べを進める方針だ。

《石田真一》

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