人工衛星を用いた放送サービスとして開始が待たれている「モバイル放送」が、試験放送の拡大に合わせて自動車による走行実験を現在実施している。
1日に実施された試験放送の拡大では、映像7チャンネル、ラジオ30チャンネルに増えたのと同時に、実際にCSと同じようにフルサイマル(リアルタイム)が行われており、商用サービスにより近い形になっている。
これに合わせて行われた走行実験では、ワゴン車に車載チューナーを搭載し6月1日に銀座を出発。京都を経由し福岡まで走行し、また銀座まで帰って来るという全4日間の行程で行われている。