ガソリンスタンドの給油ホースが切り裂かれる

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20日朝、北海道根室市内のガソリンスタンドで、給油機2台の給油ホースが鋭利な刃物によって切られるという事件が起きた。警察では悪質な器物損壊事件として調べを進めているが、同様の事件はこれまでに例がないという。

北海道警・根室署によると、事件が起きたのは20日の午前8時30分ごろ。根室市本町5丁目付近にあるガソリンスタンドで、この店の店長が給油しようとしたところ、給油ホースからガソリンが吹き上がっているのを発見。すぐに給油作業を中止した。

ホースには鋭利な刃物で切り裂いたとみられる傷があり、さらに調べたところ2台の給油機にある計12本(片面にハイオク、レギュラー、軽油で3本。両側合わせてで6本)すべてに傷があることを確認。警察に被害を届け出た。

このスタンドは前日の午後8時に閉店し、事件当日の午前7時ごろに店長が出勤するまで無人の状態だった。これまでにホースが傷つけられるというトラブルは起きておらず、営業開始前に傷が生じているかの確認したことも無かったという。

警察では悪質な器物損壊事件として捜査を開始。客との間に最近トラブルが起きていなかったかどうかを含め、調べを進めている。

北海道警によると、同様の事件は過去に例がなく、「全国的にも珍しいのではないか」とコメントしている。

《石田真一》

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