太陽が眩しすぎて…死亡ひき逃げ

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11日早朝、鹿児島県屋久町内で、道路脇で草むしりをしていた62歳の男性がクルマにはねられて死亡するという事故が起きた。警察では現場から逃走していた21歳の女を業務上過失致死と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

鹿児島県警・屋久島署によると、事故が起きたのは11日の午前6時40分ごろ。屋久町平内付近の県道で、道路脇で草むしりをしていた62歳の男性が、軽自動車にはねられた。軽自動車は前部を小破させたが、そのまま現場から逃走。男性はすぐに病院へ収容されたが、頭などを強打しており間もなく死亡した。

警察では死亡ひき逃げ事件として捜査を開始。目撃者の証言や現場に落ちていた破片などから車種を特定。逃走した経路を調べていた。その結果、現場から5kmほど離れた会社の駐車場に前部を小破させた軽自動車が止まっていることを発見。

このクルマを所有する21歳の女から任意で事情を聞いていたところ、ひき逃げを認める供述をしたため、同日午後に業務上過失致死と道交法違反容疑で緊急逮捕ししている。

警察の取り調べに対し、女は「朝日が眩しく、サンバイザーを下げることに気を取られ、男性の発見が遅れた。どうしてよいのかわからず、怖くなって逃げた」と供述しているという。

《石田真一》

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