【新型フォード フィエスタ試乗】日本の環境にマッチした欧州コンパクトカー

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【新型フォード フィエスタ試乗】日本の環境にマッチした欧州コンパクトカー
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『フィエスタ』の運転席に座ると、まず開放感の高さを感じる。これはフロントガラスエリアが上下に広く取られているから。そのためボンネットの見切りがよく、取り回しの際も楽に車両感覚を把握することができる。

シートポジションもスタイルから想像するよりも高く、疲れにくいアップライトな姿勢を取ることができる。これらはひとつ上のクラスに位置する、『フォーカス』にならったパッケージング。全高の低いサイズの割には楽な姿勢で運転することができ、なおかつ視界も開けているので運転もしやすい。

また、シートポジションやステアリングのレイアウトは、日本人の小柄な人にもフィットする位置にある。輸入車の場合、大柄な人のポジションも考慮して作られているので、日本人の小柄な女性ではシートポジションがとり難いクルマもあるが、『フィエスタ』なら問題はなさそうだ。

ただし後席はルーフがラウンドしていることもあり、頭上空間はそれほど高くはない。また、後席にはパワーウィンドウが装備されておらず、窓も大きくは開かないので、後席の快適性は優れているとはいえないが、子供を乗せるのなら逆に都合がいいかもしれない。

輸入車のコンパクトカーでは、視界や見切りについて考えられているクルマは少ないが、『フィエスタ』はそれらの点も考慮して設計されているので、日本のせまい市街地や駐車場でも扱いやすいクルマといえる。

《岡島裕二》

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