未明の東京外環でクルマ全焼

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19日未明、埼玉県川口市内の東京外環自動車道内回り線で、中央分離帯などに激突する自損事故を起こした乗用車に後続車が追突。漏れたガソリンに引火して炎上する事故が起きた。最初に自損事故を起こした乗用車が全焼し、車内から1人が遺体で発見されている。

埼玉県警・高速隊によると、事故は19日の午前3時ごろに発生している。川口市赤芝新田付近の東京外環自動車道内回り線で、猛スピードで走行していた乗用車が道路左側のガードフェンスに接触。そのまま中央分離帯側へ弾き飛ばされ、これに激突した。

乗用車はフロント部分を大破させて停止したが、このクルマを発見することが遅れた36歳男性が運転する後続車が追突、リア部分も大破した。

最初の衝突でエンジンルームが破壊され、二度目の衝突直後には漏れたガソリンに引火。クルマは勢いよく燃え上がった。

後続車の運転者は顔や胸の骨を折る重傷を負いながら、何とか車外に脱出したが、最初に事故を起こしたクルマのドライバーは逃げ遅れ、車内から性別不詳の遺体として発見されている。

警察では事故当時このクルマを誰が運転していたのかを調べている。全焼したクルマは練馬ナンバーのトヨタ『セルシオ』で、ナンバープレートは損傷が激しく、まずはその復元作業から開始するという。

《石田真一》

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