5日午前、大阪府守口市内の国道163号線で、28歳男性の運転する大型タンクローリーが強引に右折してきた普通トラックの後部に接触。これを回避しようとした際に運転を誤り、電柱に激突するという事故を起こした。
この事故でタンクローリーは現場で横転。運転手が全身を強く打って死亡している。
大阪府警・守口署によると、事故が起きたのは5日の午前9時ごろ。守口市大宮通4丁目付近の国道163号線の交差点で、28歳男性が運転する大型タンクローリーが直進しようとしていたところ、対向車線側の普通トラックが強引に右折してきた。
タンクローリーは急ハンドルを切ってこれを回避しようとしたが、トラックの車体後部に接触。この直後に道路脇の信号柱に激突、横転した。
この事故でタンクローリーを運転していた男性が全身を強打し、収容先の病院で死亡。タンクローリーが激突した弾みで折れた信号柱が隣接する店舗に飛び込み、半壊させるという被害を出した。しかし、この店は開店前で店内に誰もおらず、ケガ人はなかった。
警察では普通トラックを運転していた25歳の男を業務上過失致死の現行犯で逮捕。事故発生の経緯などを聞いている。