行楽渋滞に大型トラック激突

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28日午後、愛知県一宮市内の名神高速道路上り線で、渋滞のために停止していた車列の最後部に大型トラックが突っ込み、車両10台が関係する多重衝突事故に発展した。この事故で前方で追突に巻き込まれた2人が死亡。16人が重軽傷を負った。

愛知県警・高速隊の調べによると、事故が起きたのは28日の午後4時20分ごろ。一宮市萩原町の名神高速道路上り線で交通集中による渋滞のために停止していた列に対し、後ろから走ってきた大型トラックが減速しないまま突っ込んだ。

追突時にはトラックの速度が速く、渋滞中の車列の車間が短かったこともあり、前方にいた9台が路肩側へ弾き飛ばされるなどした。結果、追突してきたトラックを含め、10台が関係する多重衝突事故となった。

この事故で列の前方で被害に遭った2人が頭などを強打して収容先の病院で死亡。他のクルマに乗っていた16人も骨折などの重軽傷を負っている。

警察では大型トラックを運転していた44歳の男を業務上過失傷害の現行犯で逮捕。被害者2人の死亡を受け、業務上過失致死傷に切り替えて捜査を続けている。

警察の取り調べに対し、この男は「眠気を感じたのでタバコを吸おうと思い、助手席の方向を見て探していた」と供述。前方が渋滞していたことには衝突の衝撃で気づいたという。

現場は行楽帰りのクルマなどで断続的に10kmを超える渋滞が続いており、事故の直前からまったく動かない状態に陥っていたようだ。
《石田真一》

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