財団法人・駐車場整備推進機構は10日、『第1回日本ベストパーキング賞』を発表した。先進的な取り組みを行っている駐車場などを表彰し、国民の理解や啓発を進めるのが狙い。
最優秀賞には、1階を入庫待ち車専用とし“駐車場待ち渋滞”をなくす試みをしている「ウエストパーク駐車場」(群馬県高崎市)と、人工網膜センサーやナンバー自動認識システムを導入したり、入り口を沿道ビルと共用するなどして景観の維持にも配慮した「西銀座駐車場」(東京都中央区)の2駐車場が選ばれた。
このほか、インターネット予約システムを採り入れている「タイムズステーション札幌S4-6」(札幌市)、迷惑駐車を減らすため、30分完全無料化に踏み切ったパークサイドビル(福岡県北九州市)など、合わせて8駐車場が優秀賞や特別賞を受賞した。