衝突事故現場にヘリコプターが堕ちてくる!

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7日午前、長野県南木曽町内の国道19号線で乗用車と大型トラックが正面衝突するという事故が起きた。また、これを取材しようとしていたテレビ局のチャーターするヘリコプターが現場付近に墜落した。

機体の破片が国道に散乱するという二次被害も起きた。現場付近は両事故を処理するため、10時間近くも不通となった。

長野県警・木曽署の調べによると、事故が起きたのは7日の午前7時ごろ。南木曽町読書付近の国道19号線で、北進していたワゴン車がセンターラインを逸脱して対向車線に飛び出し、南進していた大型トラックと正面衝突するという事故が起きた。

この事故でワゴン車を運転していた31歳の男性を含む2人が死亡。同乗していた2人も重傷を負った。凍結した路面によってスリップしたことが原因とみられている。

また、同日の午前9時50分ごろ、事故処理の模様を撮影しようとしていたテレビ局のチャーターしたヘリコプターが、現場上空を通る送電線に引っかかり、国道の真横に位置する木曽川河川敷に墜落し、炎上するという事故も起きた。

墜落事故ではパイロットやテレビ局スタッフなど4人が死亡している。

衝突事故現場と、ヘリコプター墜落現場は100mほど離れていたが、現場に向かって走行していた木曽署・地域課のパトカーの20mほど前方にヘリコプターの回転翼(ローター部分)が落ちてくるなど、墜落の巻き添えによる惨事が発生した恐れもあった。

墜落事故によって国道19号線の路面には機体の一部とみられる破片が広範囲に渡って散乱し、これらを処理する必要もあり、現場付近は約10時間に渡って通行止めとなった。

《石田真一》

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