偽造プレート装着の警部補、公道を走行と判明

群馬県警は5日、紙で作った偽造ナンバーを自分が所有するクルマに装着し、実際に行動を走行していたとして、2月中旬に公務執行妨害容疑で逮捕している太田署の地域課で係長職を務める50歳の警部補を、当日までに道路運送車両法違反容疑で再逮捕した。

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群馬県警は5日、紙で作った偽造ナンバーを自分が所有するクルマに装着し、実際に行動を走行していたとして、2月中旬に公務執行妨害容疑で逮捕している太田署の地域課で係長職を務める50歳の警部補を、当日までに道路運送車両法違反容疑で再逮捕した。

この警部補については、群馬県警・監察官室が「警察官舎には入らず、別の場所から通勤している」との情報から内偵捜査を行っていたところ、自らのクルマに紙で作った偽造ナンバーを被せる形で使用しているという実態を確認した。

偽造プレート使用の連絡を監察官室から受けた県警・交通指導課は2月16日、この警部補が住んでいる高崎市内のマンションを強制捜査しようとしたところ、これを拒否する警部補とトラブルになり、捜査責任者である47歳の警視に体当たりして軽傷を負わせるなどしたため、公務執行妨害の現行犯で警部補を逮捕していた。

警部補は取り調べに対し、「偽造プレートを装着した状態で公道は走っていない」と供述。捜査のあり方に対しても猛烈な異議を唱えていたが、その後の調べで偽造プレートに表記されていたナンバーは2月上旬、Nシステムによって記録されていたことがわかった。

偽造プレートに表記されていたナンバーについては、実際には登録されていないことがすでに判明していることから、他のクルマと記録が重なる可能性はゼロに近い。Nシステムが捕捉したという事実は、この警部補が偽造プレートを装着した状態で公道を走行していたということを証明するものでもある。

警部補は今も容疑を否認しているが、交通指導課では「公道走行の事実は確認できた」として、5日付けで警部補を再逮捕した。
《石田真一》

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