経済産業省は、2025年の、産業用を除くロボット関連産業の市場規模予測をまとめた。ロボットの製造販売および周辺事業で、合計7兆2000億円にのぼると試算している。
予測によると、ロボットの製造・販売で約4兆8000億円、ソフトウェア、部品など周辺事業で約2兆4000億円の市場となる。家事・介護・看護・警備などを支援するロボットを対象に試算した。
ロボットは産業用ですでに広く普及しているが、ひとの生活を支援するロボットはこれからの分野。ソニーやホンダが2足歩行ロボットを実用化しており、トヨタ自動車も同分野に参入する見通しだ。