トヨタ自動車とTMGは15日、世界最大のコンピュータチップメーカー、インテル社とスポンサーシップ契約を結ぶことでほぼ合意に達したことを発表した。契約には技術的な協力はもちろん、マーケティングでもコラボレーションが見られる。
TMGの技術能力向上に大きな役割を担うことが期待されているインテル社の「Itaniumu2」プロセッサーのロゴがリヤウィングに施され、そのほかにインテル社のロゴがノーズなどにも貼られる。
TMGのジョン・ハウエット社長は、「インテル社のようなグローバル企業と協力関係を得ることができたことは、2004年の幕開けにふさわしい」と語る。
「同社のItaniumu2プロセッサーはワールドクラスのサーバープロセッサーだ。トヨタは競争水準の極めて高いF1においてこのアドバンテージを活用し、コンピューティングデザインを進めていきたい」
「今週末の『TF104』の発表に先駆けて、インテルをパナソニック・トヨタ・レーシングの一員に迎え入れることができたことは嬉しい限り。来るべきシーズン、トップチームとの差を埋めるという目標を共に達成できると信じている」と喜びを語った。