安田ライフダイレクト損害保険は17日、首都圏と関西圏の男女1000人に行ったアンケート調査の結果を発表した。それによると、93%の人が、「高速道路料金が高い」と感じているが、将来無料化されると思うかという設問に対し、7割が「思わない」と答えた。
アンケート調査は、10月に、クルマを日常的に運転する男女を対象に実施した。それによると、高速道路料金が高いと感じる理由について「通行料金の根拠が不明」(59.8%)、「料金に見合うメリットがない」(59.1%)が挙がった。
高速道路料金無料化については、「将来無料化されると思う」と答えた人の割合は7%にとどまった。「無料化されると思わない」と答えた人は、首都圏でも関西圏でも7割に上り、全体的に懐疑的な見方が多かった。
ETC(自動料金収受システム)についての設問では、同装置の装着率が7%と低かった。将来の装備予定についても「予定はない」「欲しいと思うが現在は予定がない」を合わせると96.2%に上った。
また、1年以内に装着予定のある人も3.8%で、全体にETCへの関心は低調、としている。装着していない理由としては「装置が高価である」が68.1%、「高速道路を利用する機会が少ない」が50.7%だった。