PSAプジョーが、24日発表した、上半期(1-6月期)決算は、主にユーロ高により、純利益は前年同期比で12%減益の8億6900万ユーロ(1181億円)となった。
プジョーとシトロエンをあわせたPSAグループ全体の販売台数は、同1.9%増の168万9000台となった。シトロエンは西ヨーロッパ内で7.6%、外で10%程度の伸びを示したが、プジョーはいずれも落ち込んだ。
全体の売上高は同1.4%増の277億6300万ユーロ(3兆7757億円)、営業利益は16.2%減の12億7800万ユーロ(1738億円)となった。同社の発表によると、ユーロ高による減益要因が2億9200万ユーロ(397億円)、フランス国内での販売不振が5800万ユーロ(78億円)となった。
下半期は、プジョー『307CC』、シトロエン『C2』などの新車効果も期待でき、通期での販売台数は335万台を見込んでいる。
【おわびと訂正】29日掲載時に、記事の内容および見出しが間違っておりました。おわびして上記のとおり訂正いたします。