日本自動車輸入組合が発表した上半期(1-6月)の輸入車新車販売台数は、前年同期比0.5%増の13万6989台となり、微増ながら前年を上回った。純輸入車の販売は低迷したものの、日本メーカーの海外生産車の販売が好調だった。
上半期の輸入車販売のうち、外国メーカー車は、同5.7%減の12万2720台となり、マイナスとなった。フォルクスワーゲン(VW)やBMW、ボルボなど、主力メーカーの販売が低調だったのが主因だ。
日本メーカーの海外生産車は同119.7%増の1万4935台と、2倍近く増えた。ホンダの『フィット・アリア』、『エレメント』などの輸入が始まったことが影響した。
輸入車販売のうち、乗用車は同0.5%増の13万5788台、貨物車が同1.1%減の1851台だった。