川崎市がPTPS(公共車両優先システム)を秋から導入

川崎市交通局は5日、今年3月に市内の路線バス2路線で行っていたPTPS(公共車両優先システム)の実証実験結果を明らかにした。所要時間が最大で3分近く短縮できるなど、一定の効果を上げていることが実証されたという。

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川崎市交通局は5日、今年3月に市内の路線バス2路線で行っていたPTPS(公共車両優先システム)の実証実験結果を明らかにした。所要時間が最大で3分近く短縮できるなど、一定の効果を上げていることが実証されたという。

これは川崎市が国土交通省の補助事業として、今年3月10日から31日まで行われていたもの。渋滞と信号待ちが生じやすい2路線を走るバス車両に、青信号を延長する赤外線方式のトランスポンダーを取り付け、信号待ちによる停車時間を極限まで短くして時間短縮を図る。

今回の実験では、PTPSを使用した場合、信号待ちの停止回数が30%削減されることが確認された。所要時間も最大で3分、朝夕のラッシュ時でも平均1分程度短くなることがわかった。

また、バスの接近・通過に伴い、交差する道路では赤信号の表示時間が増えることになるが、これが原因で渋滞の列が伸びるということも確認されなかった。

市交通局では警察などとの調整を進め、今年秋には実験を実施した路線でPTPSを本格導入する方針だという。
《石田真一》

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