日産ディーゼル、2期ぶり増収、最終損益は3期ぶり赤字

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日産ディーゼル工業は19日、2003年3月期の連結決算を発表した。売上高は前期にくらべ2.6%増の3813億円と2期連続の増収となったが、最終損益は33億円の損失となり、3期ぶりの赤字になった。2004年3月期は、合理化効果などを見こみ、20億円の黒字化を予想している。

02年度は、国内販売台数が前年度にくらべ1.1%減の1万6200台となったが、海外販売が同37.4%増の1万3500台になった。これにより、海外売上が36.6%増え、トータルの売上高で増収を確保した。

営業利益は、合理化効果はあったものの、国内売上高の減少により、前年度比微減の115億円、3期連続で減少した。経常利益は、合理化効果や持分法損益が改善した結果、前期比19.5%増の60億円と3期連続の増加となった。33億円の最終赤字は、投資有価証券評価損8億9900万円、貸倒引当金繰入額46億9200万円など、71億400万円を特別損失として計上したことによるもの。

2004年3月期の予想では、排ガス規制による需要増で国内販売が増加し、売上高が10.1%増の4200億円となる見こみ。また、営業利益は同22.2%増の140億円、経常利益は同32.9%増の80億円、最終損益は、20億円の黒字化を見込んでいる。
《編集部》

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