【会田肇が解説】アゼスト『MAX730HD』……ついに、待ちに待った

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●ミュージックキャッチャー機能で500曲録音

続いてAV機能だ。用意したディスクドライブは、DVDビデオやCD再生を可能にしたコンパチブルタイプ。ディスクを挿入すれば自動的にそれを認識するので使い勝手も良さそうだ。

また、CDを再生すれば自動的にHDDへMP3に変換して録音するミュージックキャッチャー機能も搭載し、HDDは約500曲分の容量をこの機能に充てている。録音時にはHDDにあらかじめ収録したCDDBデータによってタイトル情報(約37万件)も自動的に付加される。ただ、新譜に対してはデータのバージョンアップが欲しくなるが、とくに通信などでその都度ダウンロードできるというわけでもない。これは残念だ。また、メモリースティックに対応しているのも新しいポイント。

本機のカーAV機能の魅力は他にもある。それはDVDビデオに含まれるドルビーデジタルやDTSなどの5.1chサラウンドに対応していることだ。デコーダーを追加すれば本格的なカーAVシステムが楽しめる可能性がある。

《会田肇》

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