神戸製鋼所は、同社と神鋼アルコア輸送機材が供給するアルミ材が、マツダの『RX-8』に採用された、と発表した。アルミ材を使用した部位では、スチールを使用する場合にくらべ、40−50%の軽量化を実現した。
RX-8には、ボンネットの外板および内板、リヤドアインナーパネルにアルミの板材が使用されたほか、サスペンションに鍛造品が使用された。
ボンネットには、剛性に優れる「マルタイコーン構造」を採用。板面にたくさんのくぼみを配置することで剛性を高めた。マツダは、このマルタイコーン構造を、歩行者頭部傷害保護にも利用し「ショックコーンアルミボンネット」という名称をつけて同モデルに採用した。