【JGTC】2秒! ---ニスモ/日産R34『スカイラインGT-R』プレビュー

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【JGTC】2秒! ---ニスモ/日産R34『スカイラインGT-R』プレビュー
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岡山県TIサーキット英田(あいだ)において全日本GT選手権シリーズ(JGTC)が開幕する。決勝レースは30日。今年は車両規定が大きく改訂され、例年以上の激しいバトルが予想される。ニスモ=ニッサン・モータースポーツ・インターナショナルが投入する2003年型R34『スカイラインGT-R』も大幅な設計変更を受け、戦闘力の向上が期待されている。

2003年型に加えられた主な変更は、(1)VQ30DETT型ツインターボエンジンを熟成し約5%のパワーアップを実現、(2)トランスミッションを後方に移動し、重量バランスを向上、(3)空力性能の向上。2月24日から28日までTIサーキットで行われたプライベートテストでは、昨年の開幕戦におけるスカイラインGT-Rの予選タイム(1分25秒705)を2秒近く上回ったという。

2003年型GT-Rはまず、開幕戦で本山哲とミハエル・クルムが23号車のステアリングを握る。ニスモのもう1台、22号車(リチャード・ライアン、影山正美)およびチームインパルの12号車は開幕戦を信頼性の高い2002年型GT-Rで戦う。5月4日決勝の第2戦富士からは3台のGT-R全てが2003年型となる予定。

《高木啓》

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