目的がわからず警察も困惑。信号機を壊して部品を持ち去った犯人の意図は?

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4日未明、北海道北見市内の複数の信号機が何者かによって破壊され、制御機器の部品の一部が盗まれていたことがわかった。警察では器物損壊容疑で犯人の行方を追っているが、何が目的なのか全くわからないという。

北海道警・北見署の調べによると、4日の午前4時55分ごろ、通行人から「信号機が消えている」という内容の110番通報があった。警察官が現場に急行したところ、信号機の表示を制御するコントロールボックスがバールのようなものでこじ開けられており、中にある部品の一部が何者かによって持ち去られていた。

さらに調べたところ、市内の別の2交差点でも同様にコントロールボックスの破壊が行われていたが、こちらでは部品の盗難は無かった。ただし、信号機の表示パターンが変えられており、通常パターンで表示されるはずの信号が点滅表示になっていた。

警察では信号機が壊された3交差点での復旧作業を進め、同日午前9時までに全ての作業を終えた。信号機が使えなくなった交差点では警察官が手で合図を行ったが、大きな混乱や事故は起きなかった。

警察では器物損壊容疑で信号を破壊した犯人の行方を探しているが、部品を持ち去った目的がわからず困惑している。

《石田真一》

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