日本自動車輸入組合が発表した11月の輸入車新車販売台数は、前年同月比2.3%減の2万754台とマイナスとなった。日本メーカーの海外生産車は好調だったが、外国メーカー車の販売が落ち込んだ。1月からの累計は24万9454台となり、年間30万台を達成できないのは確実。
外国メーカー車は同5.2%減の1万9333台と落ち込んだ。国産車が好調に推移したが、輸入車はメルセデスベンツをはじめとするほとんどのブランドが落ち込んだ。ただフォルクスワーゲンは好調だった。
日本メーカーの海外生産車は同67.2%増の1421台と台数レベルは低水準ながら急増した。これはトヨタ自動車の『ヴォルツ』の輸入販売が本格的にスタートしたためで、トヨタは前年同月と比べて約10倍になった。
メーカー/販売台数/シェア%/前年同月比%
1:フォルクスワーゲン 4748 22.88% 103.8%
2:メルセデスベンツ 3740 18.02% 85.5%
3:BMW 2667 12.85% 92.1%
4:プジョー 1070 5.16% 98.6%
5:MINI 1050 5.06% 3.52%
6:ボルボ 1041 5.02% 91.4%
7:トヨタ 950 4.58% 1067.4%
8:アウディ 888 4.28% 103.1%
9:ホンダ 470 2.26% 69.3%
10:ジャガー 456 2.20% 89.4%
11:アルファロメオ 434 2.09% 100.9%
12:クライスラー 420 2.02% 76.1%
13:シボレー 417 2.01% 72.1%
13:フォード 417 2.01% 71.6%
15:オペル 334 1.61% 52.4%
16:スバル 301 1.45% 78.0%
17:ランドローバー 220 1.06% 121.5%
18:ヒュンダイ 200 0.96% 115.6%
19:ルノー 155 0.75% 82.9%
20:ポルシェ 150 0.72% 99.3%