いすゞ、臨時株主総会開催「新3カ年計画」……必達!!

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いすゞ自動車は27日、臨時株主総会とこれに続く取締役会を開催した。ゼネラルモーターズ(GM)や金融機関からの支援を受けることを柱とした「新3カ年計画」を実行するため、資本減少と新役員の受け入れなどを決議した。

新3カ年計画は、GM出資株式の無償償却と、金融機関による債務の株式化を通じ財務基盤を立て直すことを柱としている。同日開催した臨時株主総会では、このための損失計上に伴う欠損金を補填するため、払い戻しを行わない無償減資を行うことを決議した。減少する資本の額は約898億円で、減少後の資本金の額は約555億円となる。

また、経営再建策を確実に実行するため、GM出身のベイジル・エヌ・ドロッソス氏とみずほコーポレート銀行出身の当麻茂樹氏を新取締役に迎えることを決議した。ドロッソス氏は代表取締役副社長、当麻氏は、取締役副社長・CFO(最高財務責任者)として、計画達成に向けて井田義則社長をサポートすることになる。

《編集部》

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