一瞬を待つのも惜しい? 強引に追い越しをかけたクルマが歩道に突っ込む

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5日朝、山口県美祢市内の国道316号線にある交差点で、右折車両を強引に追い越そうとした軽自動車が歩道に突っ込み、信号待ちをしていた小学生4人を次々にはねた。この事故で11歳の少年が意識不明の重体、少年の妹(7歳)も重傷を負った。警察では運転していた19歳の少年を業務上過失致傷の現行犯で逮捕している。

山口県警の調べによると、事故が起きたのは5日の午前7時30分ごろで、美祢市大嶺町の国道316号線の交差点で信号待ちをしていた小学生4人に、右方向から走ってきた軽自動車が突っ込んできた。クルマは歩道に乗り上げる形となり、小学生4人を次々にはね、このうち11歳の少年が頭を強く打って意識不明の重体、少年の隣にいた7歳の妹も重傷、2人の少年が共に軽傷を負った。

目撃者などの話によると、事故を起こしたクルマは右折レーンに入りかけたクルマを左側から強引に追い越そうとしたが、その際に歩道に乗り上げ、小学生の列に突っ込んだという。警察では運転していた19歳の少年を業務上過失致傷の現行犯で逮捕して取り調べを進めているが、事故当時の状況については「仕事に遅刻しそうで急いでいた。前が良く見えなかった。事故の状況はよく覚えていない」と供述しているようだ。

《石田真一》

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