【新聞ウォッチ】第一志望のソニーを落ちた島津製作所の「ノーベル賞」社員

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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール

2002年10月10日付

○ 奥田碩・日本経団連会長「諮問会議の議論妨害」発言に、財政審部会長怒りの反論(毎日・9面)

○ ヤマハ発動機、環境にやさしい電動バイク発売(読売・13面)

○ ダイハツ、初の軽ハイブリッド車を大阪府などに無料貸し出し (産経・8面)

○ 北京のディーラー、トヨタの戦略車「ヴィオス」はやくも注目(産経・11面)

○ F1日本グランプリ、M・シューマッハー「有終V誓う」、ブリヂストンに恩返しを(産経・25面)

○ 「ノーベル賞社員」を出した島津製作所、「先取り」戦略の象徴(朝日・11面)

○ いすゞとGMが国内に合弁会社、ディーゼルエンジンを開発(朝日・11面)

○ 上海でF1レース 2004年開催で合意書(東京・6面)

○ 西海岸の湾岸閉鎖、トヨタなど工場再開のメド立たず (日経・8面)

○ フィアット、大規模リストラ、労組に提示(日経・9面)

○ ベトナム、二輪車部品輸入制限でヤマハ発動機も生産停止へ(日経・13面)

○ 特集・「トヨタ中国上陸」笑顔の接客指南、精鋭50のディーラー(日経・13面)

[ひとくちコメント]

きょうも全紙1面トップは「ノーベル賞」の吉報。昨日の小柴博士のノーベル物理学賞に続いて、島津製作所のエンジニアの田中耕一氏に、今年のノーベル化学賞が贈られることになったからだ。43歳という若さも注目のマトだが、田中氏は博士号を持たないいわゆるサラリーマン。日本の企業に勤務する研究者が受賞するのは初めての快挙という。

紹介記事によると「ノーベル賞」社員を出した島津製作所は「本社のある京都は京セラ、オムロン、ローム、堀場製作所、日本電産などのハイテク企業が多い」(読売) ことは知られているが、そのなかでも「老舗中の老舗」(毎日)。朝日は「先取り」戦略の象徴ということで「キヤノンやホンダ、トヨタ自動車など、日本で国際競争力を維持している企業には、理念を重視する風土が根強い」としながら、「島津はこうした会社に比べ小粒だが、理念重視に変わりはない」と伝えている。

人物評がおもしろい。「第一志望のソニーは面接で落ちた」そうで、東京は「異例づくし、アンチ優等生また」という大胆な見出しである。研究分野では「寄らば大樹」は通用しないようだ。
《福田俊之》

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