GM(ゼネラルモーターズ)は、2003年モデルのGMの新車を対象に、3年ローンの金利をゼロにするキャンペーンを展開すると発表した。他社も追随するのは必至で、一段と価格競争が激化する見通し。
GMは7月から8月にかけて、2002年モデルを対象に、ゼロ金利ローンを復活させ、8月の販売は大幅に増えた。ゼロ金利ローンは8月で終了する予定だったが、今度は2003年モデルで継続することを明らかにした。
3年ローンがゼロになるほか、4年ローンが2.9%、5年ローンが3.9%となるほか、最大で2000ドルの現金払い戻しも選択できる。昨年9月のテロ事件以降、米メーカーのゼロ金利キャンペーンで、市場は荒れに荒れており、GMが9月以降も継続することを決めたことから、メーカーの収益を圧迫しそうだ。
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