ホンダは、新開発の音声認識対応カーナビゲーションシステムと携帯電話の融合により、新双方向情報ネットワークサービス「インターナビ・プレミアムクラブ」を、2002年秋発売予定の新型『アコード』から開始する。このサービスは新車登録時から初回車検時まで3年間は無償。
インターナビ・プレミアムクラブは新開発の音声認識対応ホンダナビゲーションシステムと、98年よりホンダが開始したクルマ向け「インターナビ」情報ネットワークを基盤とする。カーナビや、パソコン、携帯電話とインターナビ情報センターを結び、オンデマンド型VICSをはじめ、メンテナンス情報やドライブ情報の提供など、カーライフを幅広くサポートする。
新開発のホンダナビゲーションシステムは、ドライバーが運転に集中しながら情報が入手できるよう、音声認識機能による操作を全面的に採用。カーナビの基本操作はもちろん、エアコンやオーディオ、音声メモ、ハンズフリー通話も可能。さらに予防安全性能として、ふらつき運転検知機能とカーブ予告による走行アシスト機能もある。
ユーザーの接続機器購入費用を軽減するために、携帯電話各社の主要機種に幅広く対応させるとともに、通信のためのモデムを内蔵、情報端末機能も充実させて情報プラットフォームとしての性能を高めている。
ホンダは04年までに、このサービスを可能とする新開発ホンダナビゲーションシステムの適応車種を、軽自動車を除くほとんどの車種に拡大する。そして軽自動車を除く新車販売におけるシステムの工場装着率30%を目標とする。