5度目のワールドチャンピオンを決め、今シーズン限りでの引退も囁かれているミハエル・シューマッハ。フェラーリで成し遂げられる記録のほとんどを達成してしまったと言っても過言でないシューマッハだけに、今後は他チームへの移籍もあるのでは、との見方も出ていたが、本人がきっぱりとこれを否定した。
「僕はフェラーリでキャリアを終えるだろう」とシューマッハ。しかし96年にベネトンからフェラーリに移籍した当初には、契約がこれほど長期になるとは考えていなかったという。「最初僕はフェラーリを僕のキャリアの中のワンステージ、期間の限られているステージにすぎないと考えていたんだ」
かつてはマクラーレン・メルセデスと交渉を持ったこともあることを明らかにしたシューマッハ。しかし意見の相違が大きく、信頼関係が築くことができないとして諦めたという。
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