目撃した人もビックリ!? CD機強奪犯が交差点内に巨大な忘れ物を残す 

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10日早朝、神奈川県座間市の市道交差点内に、信販会社が所有するCD機(現金自動支払い機)が収められたボックスが落ちているのを通行人が見つけ、警察に通報した。現場から4kmほど離れた隣の大和市内で盗まれたもので、犯人が逃げる際に落としたらしい。

警察の調べによると、午前5時ごろ、座間市内の市道交差点を通りかかったと名乗る通行人から「道路の真ん中にCD機が転がっている。落としたらしいトラックの男たちがクレーンで拾い上げようとしているが全員覆面をしている。泥棒ではないか」という内容の110番通報が入った。

警察が現場にパトカーを急行させたところ、交差点の中央部にCD機の収められたボックスが転がっており、3人程度の男がトラックに搭載されたクレーンで回収を行おうとしていた。男たちは接近するパトカーを目撃すると、CD機を落としたままその場から逃走していった。

落ちていたCD機は隣の大和市内で通報の直前に盗まれたもので、警備会社からの通報を受けた警察が現場付近で不審なトラックの捜索などを行っていたという。CD機の中に入っていた現金には手が付けられておらず、ボックス内の約970万円は無事だった。

目撃者の話では、トラックが交差点を曲がってきた際、後部に置かれていたCD機が路上に向かって滑り落ちてきたとしている。

警察ではCD機を盗み、解体場所に運搬しようとしたが、荷台への固定が乱雑だったために曲がった衝撃で落下したとみて、逃げた男たちの行方を追っている。

《石田真一》

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