続伸して始まったが急速に伸び悩み、全体相場は4日ぶりに反落。円高の上昇を嫌気し、自動車株はほぼ全面安となった。
日産自動車が前日比15円安の925円と続落。3月の新車販売ランキングで5日発売の『マーチ』が第4位に食い込む健闘を見せたが、外資系証券経由で利益確定の売りが続いているもようだ。トヨタ自動車、ホンダは朝方こそ堅調だったが下落。マツダが4日ぶりに反落し、富士重工業もさえない。
その中で三菱自動車工業が続伸し、ダイハツ工業がしっかり。日産車体が前3月期の連結業績の上方修正を発表。経常利益を29億円から40億円(前々期比37.3%増)、登記純利益を32億円から35億円(同2.3倍)と修正し、株価も15円高の265円と急伸した。生産する『ウイングロード』の好調とコスト削減効果によるもの。