【2002『G-BOOK』の野望 No.1】トヨタが目指すクルマ版iモードビジネス

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「G-BOOK」は、トヨタが2002年中頃から展開する予定の、クルマ向け情報ネットワークサービスの名称だ。クルマの走る、曲がる、止まるに加えて4つめの基本性能として“つながる”を提案したものだ。iモードをはじめ、いつでもどこでもネットに接続といったものが、とうとうクルマにも進出したわけだ。 

これは、一言で言ってしまえば、iモードのクルマ版とも言えよう。ただ、違うのは、クルマでの利用を目指したものになるということだ。iモードは携帯電話のものだが、iモード環境を実現にするには、携帯電話としての機能や大きさを崩さず、便利なコンテンツがセットになり爆発的な利用者の増加を遂げた。 

「G-BOOK」はこの方式をクルマに当てはめた。搭載されることでクルマがより便利になり、もちろん、車内で情報が提供されることで、クルマの運転が難しくなったり、安全運転を妨げたりすることはない。そして、クルマを楽しくするコンテンツを目指した。 

クルマには自分の位置を知り、地図や周囲の店や渋滞の情報を知ることができるカーナビがある。G-BOOKはこれと連動し、仲間とのコミュニケーションや、情報を生かした動作をさせることができる。たとえば、自分の位置を伝えるのも、カーナビから情報を通信回線を使って相手に伝えれば、相手のディスプレイに地図上にマークして表示されるといったシーンだ。 

もちろん、iモードのようにネット上の情報にアクセスすることも可能だ。iモードのようにトヨタが設置する公式コンテンツがある。 

G-BOOKの機能をあげれば、カーナビ、インフォメーション、コミュニケーション、オーディオ&ビジュアル、自車位置把握・通知といったものあり、組み合わされてよりドライブの可能性がもっと広がるという。

《レスポンス編集部》

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