GM(ゼネラルモーターズ)は、GMアジアパシフィックのルドルフ・シュレイス社長が来年5月1日付けで退任すると発表した。後任にはGMラテンアメリカのフリッツ・ヘンダーソン社長が就任する。
シュレイス氏はGMに入社以来、一貫してアジア太平洋地区を担当してきた。現在は富士重工業と経営再建中のいすゞ自動車の社外取締役も務める。シュレイス氏はアジア経験が豊富なだけに、いすゞなどのグループのコアの部分の経営には最大限タッチしないようにしてきた。
ヘンダーソン社長は来年5月、富士重、いすゞの取締役に就任する見通しで、シュレイス氏と異なって大リストラを敢行させるとの見方も。