これは、プレオのプラットホームドライブトレインを使って、後輪にモーターを組み込んだ4WDハイブリッドカーのコンセプトモデルである。
技術的にはかなり煮詰まっているようで、ここに使われているハイブリッドシステムは「何らかのカタチで市販される可能性がある」という。また、このデザインは、将来のスバル市販モデルをイメージしたものだそうだ。つまり、ハイブリッド・コンセプトモデルという姿は「世をしのぶ仮の姿」であり、エクステリア・デザインとハイブリッドシステムは別々に実用化されるのだ。
インテリアは、このサイズのクルマならではのポップな仕上がり。センターに操作系とモニターを集中し、ドライバーの前はスピードメーターなど最小限の情報系だけ。画一的になりがちなインパネにも、スバルのオリジナリティが表れている。