三菱自動車の株主総会が平穏無事だった理由とは?

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昨年、リコールの不正事件が発覚した三菱自動車工業を脅迫した疑いで、総会屋の男性を警視庁が逮捕していた事実が発覚した。

三菱自動車は昨年のリコール事件が発覚、同社はリコール対策費用と販売が落ち込み収益が悪化した。これに関連して昨年12月、同社の決算内容の開示を求めた総会屋の男性が同社の園部社長に対して「自宅に押しかける」などと脅迫、同社が警視庁に相談したところ、脅迫罪を適用、今から約2週間前に総会屋の男性を逮捕したという。

同社は4年前に総会屋への利益供与が発覚、逮捕者を出したが、今回は「どんな脅迫にも脅しにも屈しないで正面から対応していく」のを貫いたとしている。

この事件で総会屋があきらめたせいか、同社は過去最悪の赤字決算となったにもかかわらず、株主総会は平穏で、時間も昨年より10分以上短い50分、質問者も2人だけだった。

《レスポンス編集部》

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