ドイツGPで接触して以来、チームメイトに対するジャック・ビルヌーブ(BARホンダ)の見方はますます厳しくなったようだ。いまだに1ポイントしか獲得しておらず、チームへの貢献度が結果として表れていないリカルド・ゾンタに対し「彼のことは尊敬できないね」と、ばっさり切り捨ててしまった。
一説によるとジャックは、リカルドが99年にF1デビューして以来、彼のパフォーマンスの低さを理由に、チーム側に対して再三「解雇」を要求していたと言われる。ジャックの残留はすでに発表済みなのでゾンタの解雇は決定的と見られているが、ボスであるクレイグ・ポラックはあえてこの問題についての発言を避けている。
パドック内では来シーズンのBARホンダの陣容に関して、現在マクラーレンで第3ドライバーを勤めるオリビエ・パニスが濃厚という見方が強まっているが……。