日本のアルパインはモバイル・マルチメディアの事業拡大を図るため、携帯電話・情報通信技術の分野で先行するフィンランドのノキアと提携し、テレマティックス関連技術の共同開発にあたる。
テレマティックスとは今後のカーモバイル・マルチメディアの核となると予想される機能。道路交通情報や緊急・救急呼び出しシステム、沿線情報などの各種情報、エンターテインメントなどのサービスを移動体に提供する。
2社はアルパイン「モービルメディアシステム」とノキア「テレマティックス・ユニット」のインターフェイスと、「テレマティックス・ユニット」のラジオ機能のインテグレーション(統合)技術を共同開発する。共同開発による商品化は2001年度内を予定している。