クラリオンが25日発表した「2001年カーオーディオ資料集」によると、2001年の国内総出荷台数は前年比10.3%減の883万台と3年ぶりに減少したことが分かった。メーカー各社による海外生産の増加が主な要因と見られる。
クラリオンは、ADDZEST(アゼスト)シリーズの2002年モデルとして、1DINオーディオユニット4機種、2DINオーディオセンターユニット2機種、インダッシュTV1機種、DVDチェンジャー1機種、計8機種を3月初旬より順次発売する。
「日本型ナビ」については、これまでアメリカではアルパイン1社が孤軍奮闘するといった状況が続いていた。しかし、昨年にはパイオニアとケンウッドが本格参入し、2002年はパナソニックとクラリオンがそれぞれ参入を果たす。
クラリオンとホンダアクセスは、ナビゲーション機能にカーオーディオやテレビチューナーなどを組み込んだ新タイプのDVDナビゲーションシステムを共同開発した。従来品と比べて、機能や操作性を向上したことが特長。
今年も新デザイン採用のモデルが続々と登場している。パイオニアは、基本的に多くのモデルが昨年モデルのデザインを踏襲する中で、開いたパネルに有機液晶によるディスプレイを搭載したモデルを発表。パネルを開いた状態で使用することで、操作性と視認性の両方を向上させている。
ナビマップの多くはCD-ROM、DVD-ROMを採用。現状では年1回の販売で、新しい道路に即応できない欠点があった。そんなナビマップのジレンマを解消しそうな予感が「iフォーマット」にはする。
様々な車載機能を実現する車載コンピュータ『AutoPC』が、日本市場向けにもいよいよ来年中にも投入されそうな見通しとなった。
クラリオン/アゼストは、ETC用車載器『ETC910』を10月中旬に発売する。希望小売価格は4万5000円。
クラリオンは4日、業界発のアームレスト型サブウーファーなど自動車用スピーカー5機種を設定し今月中旬から発売すると発表した。