東京ビッグサイトで6~8日開催された「ものづくりワールド2019」の会場で、丸い饅頭のような赤いクルマを発見した。それは「Postee(ポスティ)」と呼ばれるティアフォーの配送・配達サービス用のコンセプトカーで、低速型の完全自動運転EVだ。
3Dプリンターと言えば、主に試作品づくりに利用され、なかなか量産品づくりに利用されるケースがない。そんな考えを覆そうとしているのが、GEの子会社であるGEアクティブだ。そのブースは周りのブースとはちょっと違う。
これからは紙の取扱説明書は必要なくなるかもしれない。そんなことを感じさせてくれるのがダイテック(本社・広島市)の3D多機能マニュアルだ。タブレットなどに専用アプリをインストールして、写真を写すだけで表示されてしまうのだ。
軍手にもいろいろあるが、数百度の熱に耐えられるものがあるのをご存じだろうか。川進(本社・和歌山県有田郡有田川町)の軍手「クラムボン」シリーズは何と300~1000度までの熱に耐えられるというのである。
地図大手のゼンリンは、21日から23日まで都内で開催されている「3D&バーチャル リアリティ展」に出展し、3D地図データの活用事例について展示している。カーナビ用に収集していたリアルな3D地図データの資産を他のビジネスに活用したものだ。
東京ビッグサイトで6月21日開幕した「ものづくりワールド2017」でひときわ賑わっていたブースがあった。スズキ機工(本社・千葉県松戸市)のブースがそうで、そこでは潤滑剤「LSベルハンマー」のデモンストレーションが行われていた。
製品をつくるうえで何かとやっかいな静電気、それを可視化できる小型モニタを展示したのが阪和電子工業(本社・和歌山市)だ。製品名は「HSK-5008L」で、赤、青2色のLED点滅により一目で静電気の帯電がわかるというものだ。
「日本ものづくりワールド2017」が6月21日、東京・有明の東京ビッグサイトで開幕した。本展は今回で28回目を数え、次世代のものづくりを支える内外45か国、2420社の最先端技術が集まった。
トレンド先端の3D技術や超高精細の映像技術が出展され、来場者が体験もできる専門技術展「3D&バーチャルリアリティ展(IVR)」が、6月21~23日、東京臨海都心の東京ビッグサイトで開催される。主催はリードエグジビションジャパン。
「ものづくりワールド2016」には全国の中小企業がさまざまな製品を出展、なかにはユニークなものも少なくない。そんな一つが三立応用化工(本社・群馬県伊勢崎市)の乗用鉄道模型「あおぞら鐵道王国」シリーズだ。
「ものづくりワールド2016」には数多くの3Dプリンターが出展されていた。その中でひときわ注目を集めていたのが、松浦機械製作所(本社・福井県福井市)のハイブリッド金属3Dプリンタ「LUMEX Avance-60」だ。その周りには常に多くの来場者が集まっていた。
工場の労働生産性をいかに上げるか。旭硝子はそれに役に立つソリューションを「ものづくりワールド2016」で紹介した。それはソニー製のスマートウォッチを利用したもので、「スマートロガー」と呼ばれるソリューションだ。
アイ・シイ・エスは、F1マシンに導入されたミッションギアなどを展示し、自社のDLCコーティング技術を紹介。黒光りするギアのなかには「F1 Honda Racing 撤退記念 2008年」と刻まれたものがあった。リーマンショックなども影響し撤退したホンダのF1マシンのギアだ。
リンクスは、カナダの LMI Technologies社「Gocatorシリーズ」を展示。「クルマや鉄道から、食肉にまで入り込むGocator。今回は、世界の自動車メーカーで使われている3次元スマートセンサーを、実際にタイヤの3Dスキャンで見せている」と担当者はいう。
日本電産シンポは「ものづくりワールド2016」で4月に発売した無人搬送台車「S-CART(エスカート)」のデモンストレーションを行い、来場者の注目を浴びていた。