無料でありながら、スマートフォンでの使いやすさを追求した検索機能とユーザーインタフェース(UI)を持たせながら、VICS対応やガソリン価格や駐車場満車空情報などの充実したオンラインコンテンツを擁して登場したスマートフォン向けナビアプリ「Yahoo!カーナビ」。
インクリメントP(iPC)は、パイオニア子会社の電子地図会社だが、いちはやくネットの世界に地図を持ち込んだ企業だ。パッケージ版の電子地図として「MapFan」をリリースし、その2年後の1997年にはインターネット生活地図サイト「MapFan Web」をスタートさせた。
世の中に数え切れないほど存在するスマホ向けナビアプリ。そんな中で、イードが主催する利用者満足度調査「モバイルアワード2014」の「交通系アプリ部門[有償]」において最優秀賞を獲得したのが、インクリメントPの地図ナビアプリ『MapFan』だ。
2014年9月、車載器大手のパイオニアと米国シリコンバレーに本拠を構えるトレジャーデータは、自動車業界向けのビッグデータ関連事業において業務提携を行うことに合意した。
ゼンリンデータコムといえば、地図サービスの『いつもNAVI』がよく知られているが、自動車/車載器メーカーなどに対して地図/ナビゲーションサービスを提供するtoB部門がビジネス上では重要な事業になっている。
ホンダがインターナビにおいて、車両が走行した区間の所要時間データをサーバにアップロードし、交通情報として提供する「フローティングカー・システム」を開始してから12年。
“ナビゲーション”を武器に急成長し、老舗となったナビタイムジャパンは、クラウド型カーナビ戦国時代にどう臨むのか。ナビタイムジャパン代表取締役社長の大西啓介氏と、同社のドライブ事業 事業責任者の森田巨樹氏に話を聞いた。