ジャガー『XE』を、福島のワインディングロードを中心に試乗した。 最初にステアリングを握ったのはXE 2.5 ポートフォリオで、その直後に乗ったのがこのXEシリーズ最上級の3.0 Sである。
かつて『Xタイプ』が担っていたジャガーのDセグメントサルーンが復活した。そう、オールニューのジャガー『XE』である。最初に言っておけば、XEは退屈なサルーンと対極にある、ジャガーの血が濃い真正スポーツサルーンそのものだった。
英国の高級車メーカー、ジャガー・ランドローバーは10月14日、9月の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は、4万7634台。前年同月比は3%増と、3か月ぶりに前年実績を上回った。
このクルマのステアリングを握ると、首都高速が私だけのワインディングロードに変わる…何ともコソバユイ広告コピーのようだ。が、都心で『XE』を借り受け、走り出してみると、本当にそういう実感がしたのである。
ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、ジャガー『XE』に特別仕様車「XE KEI NISHIKORI EDITION(錦織圭エディション)」を設定し、10月1日より60台限定で受注を開始する。
英国の高級車メーカー、ジャガー・ランドローバーは9月9日、8月の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は、2万9327台。前年同月比は3%減と、2か月連続で前年実績を下回った。
試乗車は上級グレードの「ポートフォリオ」。「S」もそうだが、ぱっと見てのスタンダード仕様との差異は、18インチタイヤや、ツインエグゾーストパイプ程度。これみよがしではない奥ゆかしさに、まず好感を抱いた。
ほぼ『クラウン』サイズのコンパクトジャガーが『XE』だ。ジャガーフェイスにクーペをイメージさせる華麗なルーフの流れは品格と一味違うスポーティセダンの雰囲気。アルミを多用した軽量ボディだ。
そのフットワークの良さに驚いた。かといって乗り心地が硬いわけではなく、逆にウルトラ滑らか。『XE』はドイツ御三家のメルセデス、BMW、アウディと違ったプレミアムセダンとして別のキャラクターを作り上げることに成功したと思う。
世界はもちろんだが、日本市場においても“激戦区”であることは誰もがわかっている。BMW、メルセデスベンツ、アウディの御三家、国産で言えばレクサスがしっかり市場を抑えているこのセグメントに正面から切り込もうというジャガー久々のプレミアムモデル『XE』。
プロポーションはスポーティだし、居住性も悪くないけれど、それだけに優等生的なデザインに思える。どこか突き抜けたところがないとジャガーらしくないのでは? ところが試乗してみたら、たちどころに疑問が消えた。
英国の高級車メーカー、ジャガー・ランドローバーは8月12日、7月の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は、3万3239台。前年同月比は3%減と、2か月ぶりに前年実績を下回った。
“スポーツサルーン”とジャガー自身が銘打つ『XE』。言われなくとも明らかなのは、ドイツの“3”や“C”が標的だということ。“フラッグシップの『XJ』が優雅で独創的な存在感なのに対し、今風に言うなら“3シリーズらにガチで勝負を打って出てきた”のが『XE』という訳だ。
ジャガー・ランドローバー・ジャパンは6月2日、主力モデルとなる新型セダン『XE』を発表、受注を開始した。2リットル直4、3リットルV6のガソリンエンジンモデルのほか、新開発の2リットルディーゼルエンジン搭載車を用意。「日本に最適なサイズのセダン」を謳う。
『Xタイプ』以来途絶えていたジャガーのDセグメントセダンが、『XE』の名で日本デビューを果たした。従来のXタイプと違い、ホンモノのジャガーを感じさせる要素を備えている。