ダイムラークライスラーでは2006年からアメリカでの『スマート』の販売を予定しているが、アメリカでは4シーターが中心となる。しかしカナダでは、今年秋から05年モデルとして2シータースマートの販売が始まる。
ダイムラークライスラーでは2006年からいよいよアメリカでスマート販売に乗り出すが、その中心は『フォアモア』と名付けられるSUVバージョンとなりそうだ。
スマートは19日、2006年登場予定のユーティリティビークルの名前を、『フォアモア』と発表した。オフロード走行を配慮した四輪駆動のSUVである。フォアモアとともにスマートはアメリカ市場に進出する。
ダイムラークライスラーは、2003年の全世界での乗用車販売台数が前年比3.9%減の382万2000台になったと発表した。メルセデスベンツ、クライスラー、ダッジなどの販売が苦戦した。2004年はメルセデスグループから6車種、クライスラーグループから9車種のニューモデルを投入、販売を巻き返す。
ダイムラークライスラー日本は、2003年10−12月期の販売実績を発表した。ブランド別ではメルセデスベンツの乗用車、商用車とジープは好調だったがスマート、クライスラーは低迷した。
スマートは4日、『シティクーペ』(日本名『クーペ』)と『シティカブリオ』(同『カブリオ』)の車名を、2004年1月1日より、それぞれ『フォアトゥークーペ』、『フォアトゥーカブリオ』に変更すると発表した。
ダイムラークライスラー日本は、スマートに特別限定色を採用した特別仕様車『スマートKリミテッド』を設定して、21日から発売した。限定300台。
同じダイムラークライスラー・グループのブランドであるスマートと三菱は、新型車を協同開発するとすでに発表している。スマート『フォアフォア』と三菱『コルト』が兄弟車になると思われるが、クルマについて公式発表はない。
スマートが、ユーザー数拡大のために送り出す初めての4人乗り、『フォアフォア』。車名は英語で“4人のために”という意味に由来する「forfour」だが、幕張メッセで配付された資料には英文表記しかない。
隣接したブース、同じダイムラークライスラー・グループということもあり、集結して一緒に記念写真を撮っていたのがスマートと、そしてジープのコンパニオンたち。涙なし、笑顔満点で記念写真に収まっていた。
フランクフルトに続いて東京モーターショーでもお披露目されたスマートの参考出品モデル、スマート『フォアフォア』。日本市場に投入する計画も存在し、時期は2004年後半と予想されている。
スマートとしては初の4シーター『フォアフォア』。デザインはスマートらしさを受け継いだ、魅力的なものになっている。目指したのは従来のハッチバックのセグメントを超えた美しさであるという。
スマートは4人乗り『forfour』(フォアフォア)を参考出品した。forfourはスマート初の4シーターとなっているが、他のモデルと同様の2色2素材の外見を踏襲している。
12月より自動車を運転中の携帯電話の使用に対する罰金制度が開始されるイギリス市場向けに、ハンズフリーフォンシステム搭載の『オレンジ・スマート・シティクーペ』が発売された。
ダイムラークライスラー日本は、オープン2シータースポーツカーの『スマート・ロードスター』と『スマート・ロードスタークーペ』を24日から発売すると発表した。