東洋紡は1月29日、子会社の東洋紡フイルムソリューションのPEN(ポリエチレンナフタレート)フィルム「テオネックス」が、トヨタ自動車の燃料電池車(FCV)新型「MIRAI」の燃料電池セル封止用シール材に採用されたと発表した。
東洋紡は東京ビッグサイトで開催中のオートモーティブワールド2021に、高剛性、放熱、難燃などの機能性を持たせたエンジニアリングプラスチック製品群を出展している。このうちクルマの軽量化に貢献する素材として提案しているのがプレス成型用の高剛性樹脂材料だ。
第3回名古屋オートモーティブワールドに出展した東洋紡は、「コンセプトカーシート」を初出展。「新幹線にも採用されている座席素材を、こんどはクルマへ展開したい。これはそのコンセプトモデル」と来場者に伝えていた。
東洋紡は、自社およびグループ企業の新素材技術、材料技術をフルに適用したらどんな車が作れるのか、というコンセプトカーを展示していた。軽量化や車両開発の永遠の課題であり、金属代替も内装から外装、機能部品へと広がっている。方向性としては正しい。
東洋紡は、エンジニアリング・プラスチック(エンプラ)事業のインド現地法人「トーヨーボー インディア」を2017年4月に設立すると発表した。
東洋紡とユニオンツールは、東洋紡のフィルム状導電素材「COCOMI」を使った居眠り運転検知システムを共同開発した。2017年中の販売に向けて実証実験を実施する。
東洋紡は12月28日、自動車用エアバッグ事業で2017年度から2020年度にかけて総額100億円を投資、第一段階として、タイでの生産能力を倍増すると発表した。
東洋紡は、15日まで開催している「オートモーティブワールド2016」で、発泡成形用「グライマイド」を採用したマツダ車向けエンジンカバーや、プレス成形用GF複合材料「クイックフォーム」を使ったタミヤ向けラジコンシャーシなどを展示した。
東洋紡は、近未来コンセプトカーのフロアマットに機能性クッション材「ブレスエアー」が採用されたと発表した。
東洋紡は、自動車部品用の高機能樹脂(エンジニアリングプラスチック)事業を拡大するため、メキシコに販売会社を設立すると発表した。
東洋紡は8月8日、ブラジルで自動車部品用の高機能樹脂(エンジニアリングプラスチック)事業を展開するため、東洋紡ブラジル・アメリカーナ工場内に新工場を建設すると発表した。
東洋紡は、2013年12月末で、タイヤの形状を保持するための補強材として用いられるポリエステル繊維を使ったタイヤコード事業から撤退すると発表した。