経済産業省、国土交通省らが設置した「高濃度アルコール含有燃料に関する安全性等検討委員会」は、今月末にガイアエナジーら燃料事業者の社長に対するヒアリングを実施する。燃料の成分や製造過程での品質確保方法などを聴取する予定だ。
国土交通省、経済産業省などによる「高濃度アルコール含有燃料に関する安全性等検討委員会」はこのほど、12月上旬にも中間報告を行うことを決めた。ただ、成分などについて法規制がなく、使用自体も違法ではないアルコール系燃料の安全性を検証するのは極めて難しいようだ。
ガイアエナジー社はこのほど、国土交通省とホンダ、日本自動車工業会に対し、1997年10月〜1998年10月に生産されたホンダ『オデッセイ』をリコールするよう申し入れた。アルコール系燃料使用に伴う車両火災は燃料ではなく、車両設計にミスがあるとの理由から。