
アルコール燃料ヒアリング---車両側の再調査は決まったけれど
「高濃度アルコール含有燃料に関する安全性等検討委員会」は、アルコールが原因とされる火災事故に関連し、ホンダ『オデッセイ』など車両側に問題がなかったどうかの検討を始める。

アルコール燃料ヒアリング---「燃料の公的規格を」ガイアエナジー社長
「高濃度アルコール含有燃料に関する安全性等検討委員会」に参考人として呼ばれたガイアエナジー社の金濱道啓社長らは、委員会で「アルコール系燃料の公的規格を作るべきだ」と主張するとともに、ガソリンに比べ、唯一劣っていた窒素酸化物(NOx)を削減した新製品の開発を終えたことを明らかにした。

アルコール燃料に対する見解はいつ? ---混迷する委員会
国土交通省、経済産業省などによる「高濃度アルコール含有燃料に関する安全性等検討委員会」はこのほど、第3回の検討会を開き、今後の実験スケジュールなどを決めた。第2回の会合で「12月中にも中間報告を出す」はずだったが、スケジュールが遅れている。

「アルコール燃料が火災を起こす、とは何だ」ガイアエナジー、国など提訴
ガイアエナジー社はこのほど、国やホンダなどを相手に総額2億円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こした。「高濃度アルコール燃料が火災を起こすという一方的な発表により、損害を被った」というのが理由だ。

【新聞ウォッチ】ホンダなどを提訴、アルコール燃料「ガイアエナジー」の逆襲

メーカー・役所 vs ガイアエナジー、アルコール燃料直接対決が迫る
経済産業省、国土交通省らが設置した「高濃度アルコール含有燃料に関する安全性等検討委員会」は、今月末にガイアエナジーら燃料事業者の社長に対するヒアリングを実施する。燃料の成分や製造過程での品質確保方法などを聴取する予定だ。

ガイアックス問題、12月にも中間報告---その実効性には疑問符
国土交通省、経済産業省などによる「高濃度アルコール含有燃料に関する安全性等検討委員会」はこのほど、12月上旬にも中間報告を行うことを決めた。ただ、成分などについて法規制がなく、使用自体も違法ではないアルコール系燃料の安全性を検証するのは極めて難しいようだ。

ホンダ『オデッセイ』をリコールせよ!! ガイアエナジー社が申し入れ
ガイアエナジー社はこのほど、国土交通省とホンダ、日本自動車工業会に対し、1997年10月〜1998年10月に生産されたホンダ『オデッセイ』をリコールするよう申し入れた。アルコール系燃料使用に伴う車両火災は燃料ではなく、車両設計にミスがあるとの理由から。

ガイアエナジー、アルコール燃料調査委員会らに公開質問状
