登山やトレッキングの愛好家から絶大な支持を得るGARMINのハンディGPS。その最高峰ともいえる「GPSMAP」の最新モデル『GPSMAP 64SJ』が登場した。実際に本機を使ってみたので、その使用感をレポートしたい。
登山やトレッキングの愛好家から絶大な支持を得るGARMINのハンディGPS。その最高峰ともいえるモデルが「GPSMAP」シリーズだ。最高のGPS受信感度を実現する巨大なアンテナや、確実な操作を可能にするボタンがトレードマーク。
2013年10月29日から31日まで東京海洋大学で開催された測位航法学会「GPS・GNSSシンポジウム」では、2018年から運用開始となる2機目以降の準天頂衛星と、GPS衛星の世代交代により大幅な精度向上が期待されるとの見通しが紹介された。
GARMINのプロフェッショナル仕様ハンディGPS『GPSMAP 62SCJ』のインプレッションの後編をお届けする。前編で概要を紹介したので、ここからは実際に使ってみてのインプレッションも交えながら、各機能について更に詳しく紹介していこう。
GARMINはアウトドア向けのハンディGPSを数多くラインアップしており、本機を含むGPSMAPシリーズのほか、『Oregon(オレゴン)』『Colorado(コロラド)』『eTrex』と4つのシリーズを展開している。その中で本機、GPSMAP 62CSJは最上位モデルと考えていいだろう。
いいよねっとは、GARMIN製ハンドヘルドGPS端末の『GPSMAP62SJ』を11月13日より発売する。本機は、4年前に登場したロングセラーモデル『GPSMAP60CSx』の後継モデルに位置づけられる。
GPSMAP 60CSxの特徴のひとつとして、PCとの高度な連携機能がある。本機は付属パソコンソフトの「マップソース」と連携するわけだが、このソフトはそれ自体が高性能な地図ソフトになっている。ルート検索も可能で、単独で使っても便利なソフトだ。
GARMINのアウトドア向けGPS、GPSMAP 60CSxで目的地を設定してルート案内をさせてみた。
さてこのハンディGPS、いったい何に使うの? という人もいるだろう。実用的な用途で言えば、初めて行く場所へのルート案内させることができる。しかしそれは使い方の一例でしかない。
GPSのシグナルを受信し、位置情報を表示する手のひらサイズの機械。ハンディGPSを一言で説明すればこのように言えるだろう。そのハンディGPS、近年は高機能化が著しく、多くの人が楽しめる魅力を備えたモデルも登場してきている。