
ルネサス那珂工場、生産再開前倒し
ルネサスエレクトロニクスは、那珂工場(茨城県ひたちなか市)で6月15日までに復旧する予定だった200mmラインが6月1日に生産を再開すると発表した。

関連メーカー操業動向…ルネサス那珂工場、再開を6月に前倒し
ルネサスエレクトロニクスは、東日本大震災の影響で現在稼動を停止している那珂工場(茨城県ひたちなか市)の生産製品の別工場でのファウンドリ(半導体前工程の受託生産会社)への代替生産と那珂工場の生産再開に向けた計画を策定した。

【東日本大震災】関連メーカー工場操業動向 6日
東日本大震災では部品メーカーや関連企業、販売店も被災した。6日の操業再開・停止・見通しの動向は以下の通り。

ルネサス、中級カーナビ向けSoCの新シリーズを製品化
ルネサスエレクトロニクスは、子会社のルネサスモバイルと、次世代組込み型カーナビゲーション機器向けSoC(システムLSI)として、低消費電力と高度なヒューマンマシンインタフェースに貢献する『R-Car M1』シリーズを製品化、5月からサンプル出荷を開始する。

ルネサス、パワーMOSFETを新開発…サイズを従来品の半分に
ルネサスエレクトロニクスは、自動車向けNチャネルの40V・55V耐圧パワーMOSFET(金属酸化膜半導体電界効果型トランジスタ)として、従来パッケージの約半分の面積と75Aまで通電可能なHSONパッケージに封入した、『NP75N04YUK』のサンプル出荷を開始した。

車載端末とスマートフォンを連携、ルネサスがインターフェース規格を開発
ルネサス・エレクトロニクスは、車載情報機器とスマートフォンなどの携帯端末を連携させるインタフェース規格『ターミナルモード』をカーナビ向けSoC搭載のデモ機で実現した。

ルネサス、インドで納入先との連携強化---事務所を支店に格上げ
ルネサスエレクトロニクスは、経済発展が続くインドなど新興市場を中心とした海外市場向けの半導体事業を強化するため、2011年1月にインドのバンガロール市に営業支店を新設する。豪州のメルボルン市にも営業支店を新設したことも公表した。

ルネサス、車載用32ビットマイコンの第4世代を開発---最新標準規格
ルネサスエレクトロニクスは、車載用32ビットマイコン「V850ファミリ」第4世代品を開発、11月4日から順次サンプル出荷を開始する。

ルネサス、仮想化技術で車載向けCPUの処理を最適化
ルネサス・エレクトロニクスは、自動車の電子化に対応し、多様な処理を高速・複合的に行う制御システムに対して、それぞれの処理に適切なCPU時間を割り当てるとともに、制御処理間の干渉を大幅に低減する仮想化技術を開発した。

ルネサス、LEDヘッドライト向けICを製品化
ルネサスエレクトロニクスは、自動車のLEDヘッドライトの点灯/消灯を制御するIC「μPD168891」を8月30日からサンプル出荷を開始した。