
【ドイツ ミドルクラスセダン徹底比較】ラインナップで見る5シリーズ、A6、そしてEクラス
メルセデスベンツの新型『Eクラス』、BMWの『5シリーズ』、そしてアウディ『A6』。永遠のライバルと言われるこれらジャーマンプレミアムセダンだが、それぞれの伝統を反映したキャラクターやメカニズムには明確な違いが見て取れる。

【メルセデスベンツ Eクラス 新型発表】写真蔵…E350アバンギャルド
新型『Eクラス』ラインナップのミドルグレード「E350アバンギャルド」。3.5リットルV6エンジンを搭載し、出力は200kW(272ps)、最大トルクは350Nm(35.7kgm)を発揮する。

【メルセデスベンツ Eクラス 新型発表】写真蔵…E550アバンギャルド
新型『Eクラス』ラインナップの中で現在のトップグレードが「E550アバンギャルド」だ。5.5リットルV8エンジンを搭載し、出力は285kW(387ps)、最大トルクは530Nm(54kgm)と、堂々たるスペックを誇る。

【メルセデスベンツ Eクラス 新型発表】写真蔵…機能性を追求したインテリア
新型メルセデスベンツ『Eクラス』は従来モデルと比べボディサイズを、全長+20mm、全幅+35mm、ホイールベース+20mmをそれぞれ拡大。走行安定性を高めると同時に、快適な室内空間を作り上げた。

【メルセデスベンツ Eクラス 新型発表】写真蔵…伝統と革新のエクステリア
新型メルセデスベンツ『Eクラス』のデザインテーマは「伝統と革新の融合」。これまでのEクラスのアイデンティティであるツインヘッドライトを踏襲しながらも、スクエアなデザインを採用したことで精悍さと新しさを手に入れた。

【ドイツ ミドルクラスセダン徹底比較】ライブラリー…メルセデスベンツ Eクラス
メルセデスベンツの新型『Eクラス』は、丸型ヘッドランプから角型に変化したことが外見の大きな特長。サイズは全長で20mm、全幅が35mm拡大し全長4870mm×全幅1855mm×全高1455 - 1470mmで、ホイールベースは20mm延長し2875mmとなった。

【アウディ A6 試乗】パワートレインに不満なし…水野誠志朗
VWアウディグループの環境戦略は、小排気量化と過給でトルクを落とさず、CO2を減らそうというものだ。わかりやすく言えば、絶対的な排気量を小さくして燃費を改善し、必要に応じて過給で力を補うということになる。

【BMW 5シリーズ 試乗】絶品の仕上がり…岡本幸一郎
筆者の中で、登場時と現在の印象がこれほど大きく変わったクルマも珍しい。BMWは非常に好きなブランドのひとつで、これまで3台を乗り継いだほど。しかし、現行『5シリーズ』について、デビュー当初に抱いたのは「嫌悪感」だった。

【アウディA6 試乗】プレミアムでは異例…岡本幸一郎
アウディ『A6』がマイナーチェンジでV8をなくし、過給機付きの3リットルV6エンジン搭載車をトップモデルとして据えたことに驚いた。これはひたすら拡大指向で進んできたプレミアムカー界では異例のアプローチである。

【BMW 5シリーズ 試乗】進化を重ね完成度に磨きをかけた…萩原秀輝
アッパーミドルクラスのサルーンと言えば、どのブランドでもコンサバな存在になりがちだ。だが、BMW『5シリーズ』は違う。フロントマスクからして、その目つきは猛禽類の鋭さを感じさせ3シリーズよりもアグレッシブな印象がある。